製品情報

そうせき コンセプト・開発者の声

コンセプト

komono_1怪獣の絵を描くのが大好きで、学校から帰るといつも学机に座って図鑑を見たりスケッチブックいっぱいに想像の世界を広げていた。「大きくなったらぜったい漫画家になるんだ」ってみんなに言ってたっけ。 夢はかなわなかったけど、ワゴンの秘密の引き出しにはあの頃の宝物がずっと隠してある。
kids_2将来子供が出来たら、この机を学習机にしてやろう。カラクリ引き出しは、その時までのタイムカプセルだ。

komono_2仕事から帰って学机に向かう。携帯を充電器にセットし、本棚のスリットに差し込んでブックエンド代わりにしてあるお気に入りのCDをかけるとホッとする。 自分にとってオンとオフの切り替わる瞬間だ。adult_2 「そうせき」の椅子は座り心地がいいからついつい時間を忘れて趣味のインターネットに没頭して気付くと夜中なんてことも。「自分と一緒に年を重ねていく」そんな古い友人のようなデスクだと思う。

そうせき は天然の無垢材を贅沢に使用しています。
学習デスクとして、パソコンデスクとして幅広く、また2代3代と使っていただける本格的な木製デスクです。

開発者の声

designer_1『デザインの担当が決まったとき、他社の学習デスクやパソコンデスクとは違う飛騨産業の机の良さとは何だろうということを考えました。求められた条件は”子供時代から大人になっても向き合える一生モノの机”でしたから、はじめは苦労しましたよ(笑)対象年齢が広いですからね。だけどいくらイニシャルコストが格安でもやがて粗大ゴミになってしまうモノではなく、ライフサイクルコストで勝負できるようなものづくりをしたいという野心と信念をもって飛騨高山へ流れてきた私にはピッタリのテーマでした。』とデザイナー、舛井敦は語る。
『そこでまずは自分が欲しい机から考え、小学生、中学生、高校生などあらゆる場面を想定し、スタッフの家族などからも意見を取り入れなからデザインに落とし込みました。出来上りを見た周りの反応は上々、試作品はショールームに置かれた途端に欲しいという声がかかるほどで、メンバーも大喜びでした。』


sideしかし営業サイドからは懸念もあった。学習机の市場はすでに大手メーカーの独占状態であり、価格やキャラクター重視という通常の家具とはまた違った分野でもある。
『開発チームの中でも飛騨産業らしさをどう表現するかは大きな課題でした。ナラ無垢材のオイル仕上げ、永く使えるしっかりした作り、飽きの来ないデザインであることはもちろん、使っていく楽しさなどを追求し、それぞれのアイテムごとに、使い心地に配慮した機能を盛り込むことで差別化出来たと思います。様々な意見も出ましたが、最終的には学机、本棚、椅子、ワゴンとオプション品のサポートラックというシリーズ展開に落ち着きました。』
機能面だけでなくカラクリ引き出しが付いていたり、本棚のスリットにCDを差し込んでブックエンドとして使用するといった遊び心も。

designer『それぞれの機能がそのまま商品へのこだわりでもあります。この机に向かうとなぜか落ち着く、集中出来る。そんな印象を受けるように見た目や触感も大切にしました。一生付き合っていく相棒ですからね。触れていただくとよくわかると思いますが、オイル仕上げのやわらかい質感や木のぬくもりが感じられます。ただ勉強する場所としての机ではなく、愛着を持って子供時代から大人になっても使える、また、次の世代にも残してあげられる。そんな机だと思います。』
こうして姿を現したそうせきは、キツツキブランドらしいデザインを継承しつつ、「機能」と「楽しさ」を備えた魅力的な仕上がりになっている。

▲学机に座っているのは絵を描くのが大好きだという小学校2年生の遼君。彼が大人になる頃には無垢材の質感が一段と深みを増していると思います。ピカピカに磨きながら使っていて欲しいですね。

舛井 敦 [ Designer ]
1970年 福島県いわき市生まれ
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科卒業
飛騨産業株式会社 デザイン室勤務