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圧縮杉無垢フローリング材の施工上のご注意

無垢材のフローリングは生きています。

空気中の湿気の吸収と発散を繰り返して伸縮します。したがってわずかな反りなどは避けられません。そのため、複合フローリングとは施工の方法が全く異なります。このような無垢の特性を十分理解し、下記の点にご注意いただき施工してください。

施工上のご注意

  • 「自然木」のため、木地の色の違いが生じます。あらかじめ仮並べしてから施工してください。
  • フローリング材は施工する現場に持ち込み、開梱した状態で一週間ほど現場環境になじませてください。尚、養生中は、雨風が直接吹きこまないようにしてください。下地合板も同様に乾燥した状態で保管してください。
  • 床下には通気口を取り付けて、床下換気・乾燥を十分にとってください。
    建築基準法施工令:外壁床下部に壁長さ5m以下ごとに、300cm2以上の換気口設置
  • 根太・下地合板を張る前に、コンクリートの高湿度を避け、環境を整えてください。コンクリートがしっかり乾燥しているかの確認をお願いいたします。
    湿度が高いと圧縮杉無垢フローリングが突き上げたりねじれたりする要因となります。地方によっては、フローリング・下地合板が結露する場合もあり、カビなどの要因にもなります。
  • 下地合板は必ず3㎜程度の隙間をあけて下地貼りしてください。段差0.5㎜以下。
    隙間なく下地貼りすると、床鳴りが発生したり、下地合板が膨れて突きあげる場合もあります。下地合板はレンガ状に貼り、フローリングは下地合板があっても下地の根太は直行するように施工してください。
  • 下地には12 ㎜厚以上の耐水合板の捨て張りを必ず貼ってください。また、地面からの湿気が多い場所では、0.1㎜厚以上のポリエチレン防湿フィルムを併用するなど、防湿対策をおこなってください。
    パーティクルボードやMDF合板は絶対に下地として使用しないでください。これらの下地は施工時の釘の保持力がほとんどないので圧縮杉無垢フローリングの収縮が激しくなります。
  • 圧縮杉無垢フローリングは壁面に密着させずに5~10 ㎜程度あけるようにしてください。また貼り込みは0.2 ㎜程度の隙間をあけて材の収縮に対応してください。
    薄いスペーサー(0.2 ㎜~ 0.3 ㎜厚程度)を使用し、必ず床巾目隙をあけて貼ってください。床暖房用は、厚めのスペーサー(0.3 ㎜~ 0.5㎜厚程度) を使用し、必ず床巾目隙をあけて貼ってください。広い面積や長い廊下に施工する場合は、突き上げが起こりやすいため、さらにゆるめに目隙を入れて貼ってください。目隙は4、5 日程度で吸湿して自然に閉じていきます。
  • 圧縮杉無垢フローリングは、必ず接着剤と釘の併用で施工してください。接着剤はエポキシ系、またはウレタン系をご使用ください。
    エポキシボンド使用の場合はオープニングタイムを守り、混ぜたあと適正時間以内で必ず接着してください。水性ボンドは反り、床鳴りの原因になりますので、絶対に使用しないでください。
  • 釘は、フロア用スクリュー釘(45 ㎜程度)もしくはステープルを下地合板を通して根太に、303 ㎜程度のピッチで打ち固定してください。
    接着剤と併用しての釘打ちは下地合板が必要です。床暖房に限らず下地合板を必ず設計仕様に入れてください。
  • 圧縮杉無垢フローリングを塗装する場合は、必ずウレタン系をご使用ください。また、塗装をおこなう場合は必ず表裏に塗装をおこなってください。床暖房用は、必ず側面も含む、六面塗装をおこなってください。現場カットした場合は、必ず木口面も塗装をおこなってください。
    水性、オイル系等は、反り、割れの原因になります。圧縮杉無垢フローリング材を白木地のままでは貼らないでください。また表面のみの塗装はおこなわないでください。白木地のままで貼り、表面の塗装をおこなった場合、材が伸びて、反り、ねじれ、割れの原因にもなります。
  • 圧縮杉無垢フローリングは、コンクリート等への直貼り対応はいたしておりません。