製品情報

キツツキの机 3つの約束

1. 森への約束

大正9年に生まれた飛騨産業は技と素材と発想力を調和させながら、
飽きのこない堅牢な家具スタイルを90年以上にわたって追求してきました。
そこには、長い年月をかけて森が育んだナラやブナ、日本固有のスギを用いた家具を
愛着と共にいつまでも使って頂きたい願いが込められています。

伐採するからには素材感を大切にしながら無駄なく活用したい。
森で育った時間より長く、世代を超えて暮らしに引き継がれる家具でありたい。
スギ花粉で厄介もの扱いされる日本中のスギ材に、新しい価値観を見いだし、
バランスの良い森林の生態系を回復させたい。
そんな想いの数々を、ひとつひとつの家具プロジェクトに盛り込みながら、
日本の代表的な家具メーカーでありたいと努力を重ねてきました。

それは、自然の恵みで長らく家具づくりを営んできた私どもの社会的責任であり、
限りある資源と自然の命を活かす企業の使命と任じております。

2. 安心・安全の約束

F☆☆☆☆(エフ・フォースター)はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの発散量を等級化したJIS、JAS規格で、建材や塗料、内装材、接着剤などのホルムアルデヒド発散量に応じてF☆☆☆☆からF☆で区分されています。☆が多いほど発散量が少なく、F☆☆☆☆は最良な等級です(平均放散量0.3mg/L以下)。ホルムアルデヒドは自然界にも存在する化学物質のため、全く発生しないわけではありませんが、設けられた基準の最高ランクの安全性を保証しています。

 

3. 品質の約束

循環型社会をあらゆる所で目指す時代に、お客様と共に歩む安全でロングライフなモノづくりは、今やつくり手の責務と考えます。飛騨産業は全てのキツツキブランドに品質保証することでこの責任を果たします。各家具の耐久箇所(木部)についてご購入から10年間、製作過程の不都合による破損の場合は無償修理いたします。また、懐かしい思い出の家具の修復も承ります。(有償)

ホワイトオーク【white oak】

飛騨産業が使用するのは、裏板など一部を除き、樹齢100年前後のホワイトオークの無垢材です。木目が真っすぐで硬く、柾目の部分には「虎斑」(とらふ)と呼ばれる独特の模様が見られる高級材です。非常に大きくなることからヨーロッパでは「King of the Forest」と呼ばれ、ウィスキーの仕込み樽にも用いられています。

節のこと
家具になるのは、原木のおおよそ3分の1。貴重な森林資源保護と、木の持つ表情を楽しんでいただくため、「morino kotoba」には節のある材料を使用しています。

レッドオーク【red oak】

木目が真っすぐで硬く、ホワイトオークと比べると、桃色を帯びた優しい色味が特長です。紅葉の美しさからレッドオークと呼ばれています。飛騨産業では主に北米産のレッドオークを使用しています。

スギ【cryptomeria japonica】

スギは学名を「クリプトメリア・ジャポニカ」といい、“隠された日本の財産”を意味します。真っすぐな美しい木目と、あたたかい手触りが特長です。飛騨産業では主に岐阜県産のスギを使用しています。

森の現状
戦後日本では、スギなどの針葉樹の大規模な植林が行われました。植林により森は再生しましたが、その後外国材の輸入増加などにより、日本の森林は利用価値を失い、再び荒廃したのです。現在荒廃した森の影響で、土砂災害や花粉症などといった様々な問題が発生しています。

みんなでつかおう国産材
日本は国土の67%が森林であるにも関わらず、木材の自給率はわずか31.2%にとどまり(「2015年木材需給表の概要・林野庁」より)、年間およそ12,163億円以上もの木材を輸入しています。国産のスギ材を使用することは、荒廃したスギ林を再生し、運搬にかかるエネルギーを最小に抑えることでCO2排出量の削減につながっているのです。 飛騨産業は、環境のことを考えた消費を進めることで、CO2の削除につながる国産の木材の需要を増やし、林業を活性化させ、生活者が森林の恩恵を再び得られる持続区可能でバランスの取れた循環型社会の形成を支援していくことを目指しています

飛騨産業(株)は、国産材の利用を通じて日本の健全な森林整備を推進し、持続可能な経済社会構築を目指す林野庁の「木づかい運動」に参加しています。

50%圧縮をすると

圧縮のこと
スギは真っ直ぐな美しい木目と、あたたかい手触りが特長ですが、これまでは軟らかさが家具には不向きとされてきました。飛騨産業は、加熱圧縮によって軟らかさを克服する技術を岐阜大学と共同で開発しました。この木材圧縮成形技術は、合板とは異なり、薬品などは一切使用せず、熱・水・圧力を利用して木材に高い硬度を与え、成形する技術です。「soffio SUGI ]で使っている50%圧縮されたスギ材の硬度は、圧縮していない無垢材のものに比べて約3倍にもなります。

*表面硬度をブリネル硬度試験にて測定。10mmの硬球を材料に押し当て、厚入深さ0.32mmになったときの応力を測定し、ブリネル硬度を算出。