取り組み

圧縮技術について

圧縮技術の可能性

とても軽い
木目が真っ直ぐで美しい
温かみのある質感
日本国内で安定供給可能…

杉には上記のような特徴がありますが、軟らかい点は強度が必要な家具用材としては短所でした。
私たちはこの軟らかいというデメリットを、加熱圧縮によって克服する技術を開発しました。
その基本は90年に渡る「曲げ木」技術のノウハウにあります。高含水率・高温状態(蒸煮)で木材組織を軟化させ造形する曲げ木技術を基に、杉などの軟らかい木材の強度・加工性能・意匠性の向上を目指した圧縮の技術開発に取り組んできました。

このプレス圧縮において使用する成型金型を活かせば、丸型・波型など平面に限らず目的の形状に圧縮成型することが可能となります。さらに圧縮成型の利点として、切削屑を生じないこと、緻密な木材表面が得られることなどもあります。また、現在圧縮材の品質向上はもとより、化粧圧縮や曲がる木材による3次元加工の研究をすすめています。

圧縮曲木

飛騨産業では平面圧縮だけではなく、圧縮と同時に曲げる技術を開発しました。
曲面の加工により座り心地のよいチェアのデザインが可能となりました。

加工前の椅子背板

加工前の椅子背板

接着・圧縮・曲げ加工

接着・圧縮・曲げ加工

形を整えた椅子背板

形を整えた椅子背板

化粧圧縮

プレス成型金型に凹凸をつけることにより、木目に人工的な模様をほどこす加工を研究中です。 デザインされた建材やカトラリーの開発を視野に入れています。

曲がる木材

スライスされた圧縮杉はある程度自由に曲がり、3次元加工が可能です。
成形合板では出せない無垢の風合いを活かした、全く新しい素材として研究開発を進めています。
(岐阜大学農学部 棚橋教授との共同開発)

曲がる杉を用いてデザインされた電話機

圧縮工程

原木選別

適伐期になり山から切り出された原木の中から、用途にふさわしい木を選びます。

乾燥

圧縮用に製材後、天然乾燥・ 人工乾燥を経て加工に合った含水率に調整します。

 

加熱

木材を一定の温度で蒸し、軟らかくします。

加熱圧縮・成形

加熱しながらプレス機で圧縮します。圧縮しながら曲げや成形を同時に行うことができます。

arrow

この後、フローリングや家具のような製品への加工を行います。

杉圧縮材使用実例

カフェ

個人宅

県庁応接室

眼鏡専門店

保育園

小学校

和菓子専門店

旅館

和菓子専門店

旅館

杉圧縮製品のお問合せ

見積条件

圧縮材料をお見積もり並びに注文いただく際には、以下の5点をご指定下さい。
  1. 材料グレード (下図参照)
  2. 圧縮率(圧縮率上限60%)
  3. 製品の仕上がり寸法(厚み、巾、長さなど)
  4. 必要数
  5. その他(用途、材料詳細、その後の加工・塗装の有無など)
※お見積もりについては約1週間程度かかりますのでご了承下さい。 お見積もり時に納品までの必要日数を提示させていただきます。

お問い合わせ先

圧縮材料は様々な用途への可能性を秘めた材料です。
お客様の新しいアイデアやニーズにお応えできるよう日々研究開発を進めております。
その他、何かご質問ご要望等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

■飛騨産業(株) コントラクト事業部 

〒506-8686 高山市漆垣内町3180
TEL:0577-32-1001 FAX:0577-34-9185
MAIL:info@kitutuki.co.jp 担当/尾崎