月刊学舎新聞2021 3月号

①楽しかったところ

ネコ脚を削り出していく工程です。大まかな形は帯鋸(おびのこ)※1で切って、その後は南京鉋(なんきんがんな)※2を使い、手作業で削り出していきました。楽しくて削りすぎちゃいそうになりました。
座面は課題には含まれておらず、まだないので、ゆくゆくは張り座で作りたいと思っています。

※1.刃のついた薄い帯状の鋼鉄を回転させ、木材をひき切る機械。※2.椅子の曲線部や彫刻部など、複雑な曲線がある面や木口を削るのに使われる小さな鉋。

②難しかったところ

脚の形を1本決めて、それをガイドに残り3本の脚の形を合わせていくのですが、手作業で形を作っているため、とても時間がかかりました。
塗装にも苦戦しました。厚いと垂れてしまうし、薄いとかすれてしまいます。なかなかムラなく塗ることができませんでした。今回「カシュー」という今まで使ったことのない塗料に挑戦しましたが、カシューナッツの殻が原料の塗料なので良い匂いがするのかなと思ったけど、ナッツの匂いはしませんでした。(笑)

③デザインのポイント

脚のシルエットを意識しました。座枠の直角の部分から脚へのつながり、脚上からロクロでかたどった接地面へのつながりを、違和感がなく、きれいなシルエットになるようにデザインしました。
木目がきれいな材ではなかったため、塗料は濃く、漆のような雰囲気があるものにしました。

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